延長コードの「やってはいけない」危険な使い方5選

延長コードの「やってはいけない」危険な使い方5選 ブログ

こんにちは!

有限会社谷電気設備のブログを読んでいただき有難うございます。

急に気温が下がり、急いであったか家電を出された方もいらっしゃるのでは!?

そんな時に活躍する延長コード。

便利ですが使い方を間違えると危険なことも・・・

今回は、ご家族の安全を守るために知っておきたい、延長コードの「やってはいけない」危険な使い方を5つ厳選し、その対策を分かりやすく解説します。

ぜひ、ご自宅の延長コードの使い方と照らし合わせて、チェックリストとしてご活用ください!


延長コードの「やってはいけない」危険な使い方5選

延長コードが引き起こす電気トラブルの多くは、容量オーバーか、劣化・ホコリが原因です。特に危険な使い方を詳しく見ていきましょう。

危険な使い方1:延長コードへの「たこ足配線」と「連結」

最も多く、そして最も危険な使い方が、一つのコンセントから複数の延長コードやタップを繋いでしまう「たこ足配線」です。

何が危険か?

  1. 定格容量のオーバー: ほとんどの家庭用コンセントや延長コードは、安全のために合計1500W(ワット)までと容量が決められています。
  2. ドライヤー(約1200W)、電子レンジ(約1000W)、電気ケトル(約900W)といった高出力の家電を複数同時に使用すると、すぐに1500Wを超えてしまいます。
  3. 許容量を超えた電気が流れると、延長コードが異常に発熱し、被覆が溶けてショート・火災につながります。
  4. また、延長コード同士を繋ぐ(連結する)行為も、発熱や接触不良の原因となるため、メーカーが厳しく禁止しています。

【プロの対策】

  • 接続する家電の消費電力を確認し、合計が1500Wを超えないように意識しましょう。
  • 高出力家電は、なるべく壁のコンセントに直差しで使うようにしてください。
  • コンセントの数が足りない場合は、無理に延長コードで対応せず、私たちのような電気工事店に「コンセント増設」をご依頼いただくのが、最も安全で確実な解決策です。

危険な使い方2:ホコリを溜めたまま放置する(トラッキング現象)

家具の裏や冷蔵庫の陰など、普段目につかない場所でホコリが溜まっている延長コードはありませんか?

何が危険か?

  • プラグとコンセントの間に溜まったホコリが、湿気を吸うことで電気の通り道となり、小さな火花が繰り返し発生します。この現象を**「トラッキング現象」**と呼びます。
  • やがて火花が成長し、プラグ表面の樹脂を焦がし、最終的に発火し火災につながります。特に梅雨時など、湿度の高い時期は要注意です。

【プロの対策】

  • 年に数回、定期的にプラグを抜き、ホコリを拭き取る習慣をつけましょう。
  • 長期間使わない家電のプラグは、コンセントから抜いておきましょう。
  • ホコリの侵入を防ぐ**「シャッター付き」や、発火しにくい「トラッキング防止加工」**が施された製品を選ぶのも有効な対策です。

危険な使い方3:コードを束ねたり、重い家具の下敷きにする

配線をスッキリさせたいからと、延長コードを束ねたり、余った部分を家具の下に隠していませんか?

何が危険か?

  • 束ねたままの使用: 通電時に発生する熱がコードの内部にこもり、被覆(外側のカバー)が熱で溶けてショートする危険性があります。
  • 家具の下敷き・ドアで挟む: 重さや圧力でコード内部の銅線が断線してしまうことがあります。断線した部分は抵抗が大きくなり、そこから異常な発熱を起こして火災につながります。

【プロの対策】

  • コードは必要以上に長いものを選ばず、余った部分は広げて熱がこもらないようにしてください。
  • 重い家具の下や、頻繁に開閉するドアの付近など、圧力がかかる場所には絶対に配線しないようにしましょう。

危険な使い方4:水気の多い場所や屋外で使う

キッチンや洗面所、ベランダなど、水濡れの可能性がある場所で、普通の延長コードを使用するのは非常に危険です。

何が危険か?

  • 一般的に家庭で使われる延長コードは非防水です。水がかかると、差し込み口やコードの被覆の隙間から水が侵入し、漏電・感電を引き起こします。
  • 漏電は家電や人の安全だけでなく、建物の電気設備にも深刻なダメージを与える可能性があります。

【プロの対策】

  • 水回りでは使用を避けてください。
  • 屋外での作業で必要な場合は、必ず「防雨型」「防水仕様」と明記された専用の延長コードを選びましょう。

危険な使い方5:古い、傷ついたコードを使い続ける

「まだ使えるから」と、ボロボロになった延長コードを使い続けていませんか?延長コードにも寿命があります。

何が危険か?

  • 延長コードの寿命は、使用頻度にもよりますが3~5年程度が目安です。
  • ケーブルのひび割れや亀裂、プラグの変色や変形は、内部の銅線や絶縁体(電気を遮断する部分)が劣化しているサインです。
  • そのまま使用を続けると、ショートや断線による発熱のリスクが高まります。

【プロの対策】

  • コードが熱い、焦げた臭いがする、差し込み口がグラグラする、といった異常を感じたら、すぐに使用を中止し新しいものに交換してください。
  • 見た目に問題がなくても、5年以上使用しているものは買い替えを検討しましょう。

まとめ|安全な配線で快適な暮らしを

延長コードは大変便利ですが、使い方を間違えると大切な家族や財産を脅かす存在になりかねません。

今回ご紹介した5つの危険な使い方を避け、安全に使用することが何よりも大切です。

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